オタギャルの相原さんは誰にでも優しい

著／葉村哲　イラスト／あゆま紗由　レーベル／MF文庫J

MF文庫J6月新刊。
人のいいオタクなギャルと、偽カップルになるオタク主人公の恋物語。
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作者はダークでシニカルでヤンデレな作風が売りなので、最後の最後まで気が抜けませんでした。
でもそう言うのは全くなく、素直に現代日本を舞台にしたとても王道なラブコメです……（＾ω＾）ﾌﾋﾋ
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一緒に携帯ゲーして、一緒に深夜アニメ鑑賞会して、一緒に即売会に行って、一緒の同人ショップ巡って、一緒にゲーセン行って対戦してetc...オタクの夢と希望がいっぱい詰まった一冊です。
……残念ながらTCGプレイのシーンはありませんでした。やはりTCGは敷居が高いと思われます。
協力プレーというものが原則存在せず、基本ヤるかヤられるか。
ドタバタお祭り感も乏しいTCGは、女の子とのコミュニケーションにおいてきわめて不利なオタク趣味と言わざるをえないでしょう。
現実は厳しい／(^o^)＼
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閑話休題。
可愛くて性格がよくて巨乳で料理ができてオタクな相原さんと偽カップルするなかで、本気で好きになってしまった主人公は最後に告白するも見事に撃沈。
関係は一気にギクシャクしてしまうも、しかし果たし状を突きつけて屋上に呼び出し、再度気持ちを伝え、相原さんが「好き」と「ラブ」の違いを実感できてないことを聞かされ、そんな初心で可愛くて性格がよくて巨乳で料理ができてオタクな相原さんと再び、だけど前とは決定的に違った偽カップルとして、新しい一歩を踏み出すのでした。
次はお互いに意識し合ってすごす高校1年生の夏休み編だそうです。
りあじゅうぱくはつしろ＼(^o^)／
2巻も買います。
ここにはオタクの夢と希望と浪漫と女の子が詰まってるんだ――っ！