機巧少女は傷つかない 8 Facing "Lady Justice"

著/海冬レイジ イラスト/るろお レーベル/MF文庫J

2013年秋アニメが大好評放映中のマシンドール第8巻。
アニメに備えて予習はばっちりです。
表紙めくった見開きの8巻サブタイトルが7巻のと誤えて記載されていました。
それはまぁどうでもよくて、大切なのは表紙の新キャラ=主人公・赤羽雷真の許嫁・土門日輪(どもん・ひのわ)ちゃんが可愛すぎて困ること。
袴にブーツは大正ロマンでとてもいいと思います!(>_<)ミ☆
ここに来てお嬢様の新キャラが追加、家から勘当され名門お嬢様の身分を失ってでも雷真を追ってイギリスに渡り、しかも雷真は雷真で実は日輪ちゃんとはかなりいい感じ。
夜々の性的アピールに耐えていたのも全て日輪ちゃんのことがあったから、散々正妻争いしてた夜々もシャルもとんだピエロだね!(>_<)
ちなみにアニメ第1話の雷真vsシャルのバトル前にモブキャラに「イザナギ流のプリンセスか?」と言われていた人です。
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夜会では学生総代・金色のオルガが登場。
オルガの卑劣な姦計で日輪が罠に嵌められるも、雷真と日輪の愛の絆で乗り越えました。
その時にエドマンド黒太子からメルクリウスの金薔薇指輪なるものを貰った雷真。
エドマンドはどちらかというと途中退場する中ボス系キャラかと思ったら、終盤まで絡む重要キャラみたいですね。
悪人だけど筋が通った悪人というか、崇高な俗物というか、ロキとエドマンドと雷真でホモっぽい関係というか。
面白かったし日輪がとても可愛かった。

甘城ブリリアントパーク 2

著/賀東招二 イラスト/なかじまゆか レーベル/富士見ファンタジア文庫

潰れかけの遊園地を再建するべく託宣に選ばれた俺様主人公・可児江西也が、辣腕を振るって経営再建するライトノベル
1巻で年度目標動員数をクリアし新年度がスタートするも、人員不足や資金繰りなど問題は山積。
特に資金の問題が大きいなか長年遊んでいるだけだった第2パーク予定地を売却し資金を得ることに。
しかしそこには謎のダンジョンが・・・
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後半はダンジョン攻略ファンタジー
展開が若干オーガストなワールドでちょっと困った。
ダンジョンを無事攻略し土木建築に優れたモグート族の難民問題を解決してパークの人員としてこき使う事になり、人員不足は解消しとりあえずの経営再建の道筋が立ったのでした、めでたしめでたし。
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いすずがすっかり主人公にデレててとても可愛かった。
なかじまゆか先生のイラストもとても可愛すぎて困る('ω'`)

バーガント反英雄譚 2 泣けない皇帝と剣聖少女

著/八街歩 イラスト/珈琲猫 レーベル/富士見ファンタジア文庫

特定条件下でのみ使用可能な伝説の武具「必勝の兜」の代償でそれ以外の時は必敗を課された主人公シュンが、12人の姉妹たちや王女様、若き皇帝といった可愛い女の子ときゃっきゃうふふする騎士ファンタジー
女の子がみんな可愛くて困る(^ω^)フヒヒ
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2巻では統一騎士剣定(ルリジオン)に王国代表として参加するため隣国シャンミュニ皇国に赴き、そこで少女皇帝エルと仲良くなります。
そんなおりに起こった前剣聖派によるクーデター。
これを阻止するべく行動を起こした主人公が、最後にエルは僕が守ると宣言して前剣聖ヴァントと一騎打ちして命がけの勝利。
そりゃエルも惚れます。
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本国のお姫様リュリシアともフラグたてまくりだし、ハーレムで世界統一しそうな雰囲気。
ほんと女の子がみんな可愛くて困る(^ω^)フヒヒヒヒ
幼くして大国の皇帝に即位し母の死にもなくことを許されない少女などなど、どのヒロインも信念や心の強さが描写されてて強くて格好よくて可愛いです。
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30年前に起こった魔王の挙兵と天空騎士による討伐、それに絡んだヴァントたち七英雄の話にはいろいろ裏がありそう。
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主人公の異常な鈍感さと、社会規範を逸脱した周囲を舐め腐った言動だけが少し気になります。
前者はまだラノベ主人公のお約束で様式美なのでいいとしても、後者はちょっと礼儀正しくするだけでどうにかなりそうなのがとても残念。