夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle- シンシアルート感想
ちゅうい(＞＜)
ここから先はゲーム内容の致命的ネタバレを含んでいるため、まだゲームをプレイ中の方は読まないほうがセーシンエーセー上良いのではないかと思います(＞＜)
「タツヤ、楽しい7日間をありがとう」
「いまの私は、妹として、科学者として恥ずかしくない？」
「いまの私は、あなたの恋人として恥ずかしくない？」
ここで（ ´Д⊂ヽﾌﾞﾜｯときて、フィアッカが泣き叫んだところでぐじゅぐじゅに。
EDで朽ちることなくターミナルに飾られていたヤマユリ、「omoide」ファイル、再生回数18253を見て放心状態に。
全て1週間の出来事ってのが凄く儚いよね。
仲違いした時期も合ったので心を通わせたのはほんの2、3日。
そんな刹那の、だけど濃密な繋がりによって、その後10年間シンシアはターミナルで1人、ヤマユリと共に達哉をとを想い続け、そして達哉も500年後に懐中時計を残すくらいシンシアを想い続けたってのが、切ない一夏の悲恋って感じで心に響きました。
おいおいオーガストさん、どうしたんだよ……隠してた本気出しすぎだろ……こうやって思い出しながら書いてるだけで涙が止まらないよ…
達哉と別れた後10年間達哉を想い続けていたシンシアが眠りに着く事を選んだ心の変遷、シンシアと離れ離れになった後の達哉のその後etc...想像する余地がたくさん残っているのも個人的に高評価。
達哉が500年後の世界にまで託した懐中時計とシンシアと言う名前。達哉の想いがこれ以上無いってくらいに伝わってきました。結婚相手はその分ちょっと可哀想だけどね。そうなる可能性高いのは菜月かな？一番理解してくれそうなのはシンシアとも仲良かった麻衣だけど、妹の壁乗り越えるのはかなり大変だしね。
伏線もしっかりしてました。
シンシアが記念碑（実際は重力トランスポーター）の話題の時に『父の愛とか言うんでしょ』と言ったところや、ラストシーンで手渡す百合の花、返してもらう事を忘れていた懐中時計等々、何気ない会話や展開の中にさり気ない伏線が隠されていたりして2周目3週目をプレイすると色んなところでグッときました。
そしてシンシアルートの達哉は一番格好よかったと思います。
「お前以外の女なんて好きにならない」
「なら俺は、これからずっとお前を見失わずに済むよ」
とかサンドイッチをちゃぶ台返しした達哉とは偉い違いです('ω'`)
ちょっと見ない間に達哉も大人になったなぁ……
あとどうしても譲れないミス（だと思う所）が１点。
ラストの物見の丘公園での別れのシーンのCGで、フィアッカの目が緑色な点。
これ赤目じゃないとオカシイよね(´･ω･`)？
でもこんな大事なシーンでこんな簡単な色指定を間違えるはずないから、何かしら理由があると思うんだけどどうなんだろう(´･ω･`)
PS2版とかやれば分かるのかな？
シンシアルートだけにうっかりミスとかそれはそれでまぁシナリオとリンクしてる……わけないよね(>_<)
それだけちょっと気になりました。
最後に素晴らしい作品を世に出してくれたオーガストに最大級の感謝を。
そんな訳で明日からは期間限定けよりな感想ブログから、日々の駄日記ブログに戻る予定です（＞＜）
