デート・ア・ライブ 8 七罪サーチ

著/橘公司 イラスト/つなこ レーベル/富士見ファンタジア文庫

ファンタジア文庫9月新刊。
ウィッチタイプで変身能力を持つ第七の精霊・七罪(表紙の子)が登場。
「七罪」の読み方は「なつみ」・・・まぁ一回聞けばなんとか。
デート・ア・ライブのヒロインの名前は基本的に普通の女の子の名前になっているので、初見は読めなくても記憶には残りやすいです。
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変身していない本来の貧相な姿を士道に見られたと勘違いした七罪が逆恨みして、主要キャラ12人の誰かに変身して誰が七罪が当てる推理ゲームを仕掛けてくるお話。
なので今までのターゲット精霊とデートしてデレさせるというデート・ア・ライブの流れとは完全に別ベクトルのお話になってます。
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七罪との推理ゲームはなんとかクリアするものの、負けを認めない七罪に全員子供にされて次回に続く。
次回はロリ幼女回やで!
表紙も扉絵の霊装解除後も変身後の姿だったので前後編なんだろうなとは途中で思いました。
数が増えるにしたがってやや出番の減りつつあった各ヒロインとデートしてそれぞれにスポットが当たる個別ヒロイン回の合わせ技みたいな感じでした。
面白かった。

よろず屋退魔士の返済計画 2 魂縛りの少女

著/SOW イラスト/蔓木鋼音 レーベル/オーバーラップ文庫

オーバーラップ文庫9月新刊。
蒸発した父親の作った100億円の借金のカタに幼馴染に人生を売り飛ばされた主人公が、実は主人公のことが好きな幼馴染とともに霊専門のよろず屋を立ち上げ返済に奮戦するお話第2巻。
表紙のメインヒロイン(左)とサブヒロイン(右)が軋轢を乗り越え名前で呼び合うようになる前半と、孤児になった退魔士家系の幼い兄妹が暗殺者に仕立てられて使い潰されるちょっと暗いお話だった後半。
でも最後はハッピーエンドだったので良かったです。
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物語作る上での便利な舞台装置の1つ&ネタ要員っぽかった祢屋さんが、12年前に主人公拉致して父親に半殺しにされた過去があったりといった主人公周りの設定がちょこちょこ明らかに。
父親が蒸発したのにも色々訳がありそうです。
暗殺者の妹の方は助かって祢屋さんの護衛メイドをやることに。
レギュラー新キャラ追加です。
セカンドヒロイン(右)がちょっと魅力が弱いからテコ入れしないとね。
面白かった。

剣神の継承者(サクシード) 6

著/鏡遊 イラスト/みけおう レーベル/MF文庫J

MF文庫J9月新刊。
5巻で第1部・ブレイズ編が一段落して、6巻は第2部・空の扉編の序章。
ブレイズ最強の死剣使いスイサーラとの激闘の養生もかねて、夏休みに隠居した大剣聖の所に送られたクロウが70年前に空の扉が開いた事件の真相について少しずつ知り始めるお話。
セフィは「剣の聖堂」で天剣ソーシャの教えを受けることを決め、イシュトは「牙の道」で修行、リンネはメイド、日奈子は両親に会って太陽の乙女という存在に向き合うことになりと、各キャラが成長のために一歩を踏み出します。
第2部序章のためこれまでのような格上相手の命がけの戦闘はありませんでした。
7巻はセカンドヒロインである日奈子メイン回。
物語の核心である太陽の乙女についてやっと明らかになりそうで楽しみです。
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最強剣士の称号である七剣も揃いつつあります。
あと出てないのは竜剣だけかな?
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剣聖:ヒョウカ →行方不明
剣将:マナカ →テロリスト幹部
剣王:ジーネル →最強アピール
剣帝:アミラル →戦闘狂
絶剣:シュナーク →守銭奴
天剣:ソーシャ →色情魔
竜剣:
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まともなのがいない七剣。
事あるごとに自分が最強であるとアピールしてくるだけのジーネルが一番まともっぽい。
竜剣さんはまともならいいね・・・ヒキコモリっぽいけど。